選び方

このページでは、放課後等デイサービスの選び方について紹介しています。

放課後等デイサービスの選び方

発達障害のお子さんはひとりひとり困りごとが違います。どんな環境を整えてあげれば伸びていくのか保護者の方は試行錯誤の毎日だと思います。

放課後等デイサービスの教室は、年々増えてきました。受けられるサービスも多様化しています。その中でわが子に合うところはどこなのか、まずは見学に行くことをおすすめします。

最近は、ホームページなどの情報もありますが、気になる教室を見つけたらまずは連絡を入れてみましょう。保護者と実際に通う子どもが足を運び、ここなら安心と思えるところを探し出すことが大切です。

発達障害のお子さんはデリケートですが、良い先生やスタッフの方と出会えば伸びていく可能性を持っているからです。

保護者が良いと思っても本人が合わないということもあります。1日体験などがあればなお良いですよね。

放課後等デイサービスの違い

まずは放課後等デイサービスにどんな違いがあるのか知っておいてください。教室によって指導の仕方が違います。大きく分けると下記の3タイプ。わが子に合うのはどれか考えておくと選びやすいでしょう。

学童保育タイプ

小学校の学童のように自由な時間が多いのが特徴的です。宿題はする時間がありますが、その他はおやつ、掃除、みんなでできるゲームなどをして過ごすことが多いようです。

自由時間を重視するタイプの施設であるため、何かを学ばせたいと思った時にはあまり向いていません。それよりも子どもがのびのびと過ごせる環境を見つけてあげたいと思っている方にはこちらが向いているでしょう。

ただ、預けている間はずっと自由時間ではなく、時間を区切って宿題をしたり、遊んだりしているところがほとんどなので集団行動の中での切り替えなどは学べます。

学童保育タイプの場合は家で過ごしているのとほとんど変わらないような生活を送ることになります。それならばあえて通わせる必要はないのでは?と思うかもしれませんが、コミュニケーションについて学ぶことは非常に重要な問題ですよね。特に学校でも特定の友だちがなかなかできないような状態になっているとますますコミュニケーション能力が衰えてしまうため、放課後等デイサービスで人と関わる機会を増やしていくことが大切です。

学校が終わってからも友だちと遊べる場を作ってあげればそれだけ人と接する回数も増えるので、自然にコミュニケーション能力も磨かれていくことでしょう。

療育タイプ

障害児のための療育が組み込まれたクラスがあります。個別や集団の中で学習や遊びを通してコミュニケーション能力や社会性の向上のために指導が入ります。

一人一人に合わせた指導を行ってくれるところが多いため、専門的な療育を受けたいと思っているのであればこちらの施設が向いているでしょう。特に子どものコミュニケーション能力に不安を抱えている方などから選ばれています。

大きな特徴ともいえるのが、専門資格を持った作業療法士や言語聴覚士、理学療法士がいる施設もあるということ。すべての施設ではないのですが、やはり専門家が指導をしてくれる点で安心感もありますし、何かあった時に相談しやすいのも魅力です。

具体的には発音の訓練が行われたり、姿勢の調整、基本的な鉛筆の握り方など一人ひとりに合わせた内容が組まれます。

発達障害があった場合、各自で病院を見つけ、専門的な治療を受けるなどの必要性が出てきますよね。しかし、療育タイプの放課後等デイサービスを選択しておけば病院で行われているような療育も受けられるのです。

ただ、療育タイプのサービスは非常に人気が高いので、競争率も高いといえるでしょう。療育タイプの施設に入りたいと思っているもののなかなか空きが出ず、待機児童状態になってしまっている方もたくさんいます。

できるだけ早い段階で仮予約を済ませたおいたほうが確実なので、早めに放課後等デイサービスの比較を開始し、募集が始まったらすぐに申し込めるように予約の開始時期などについても確認しておきましょう。

習い事タイプ

例えば、スポーツや体操、音楽、絵画などのプログラムがあるところがあります。障害児向けに指導があるので、一般のおけいこよりもお子さんも入りやすいでしょう。

子どもに習い事をさせたいと思っているけれど、一般のお稽古教室に通わせるのには少し不安がある…という方も習い事タイプをチェックしてみてくださいね。

また、将来的にパソコンが使える子どもに育てたいと思っている方も多いはず。習い事タイプの放課後等デイサービスの中にはパソコン指導を取り入れているところもあります。他の友だちと楽しく学びながら習い事ができるのが魅力です。

また、施設によってはより専門的にパソコンを学べるところもあり、通常の使い方やタイピングだけでなく、プログラミングの指導をしているところもあります。

もちろん、習い事タイプの放課後等デイサービスで学べるのはパソコンだけではありません。希望に応じて習い事を選択できるところもあるので、子どもが興味を持っているものや将来的なことを見据えて最適なものを選択しやすいのがメリットだといえるでしょう。

例えば、近年小学校の授業でも取り入れられているダンスを学べるところもあります。他にも英会話や習字、音楽などの様々なものがあるので選択肢が多いところを選びたいですね。

習い事タイプの放課後等デイサービスで、子どもがいろいろなことに挑戦できたからこそ子どもの得意分野が見つかった方もいます。

選び方のポイント

まだ通っていないのに見極めるのは難しいことですが、下記のポイントも参考にして選んでみてください。教室の担当者と面談をした際、何でも疑問や心配なことはとにかく聞いておきましょう。親身に相談にのってくれるかということも大事です。

チェックしておきたいこと

  • 指導内容が子どもに合っているか
  • どのような指導内容を行っているかは放課後等デイサービスによって異なります。そのため、指導内容の中身詳細については事前によく確認しておいてくださいね。他の子に合っている指導だったとしても、必ずしも自分の子どもに合っているとは限りません。

    また、定期的に指導結果を確認しながら見直しや振り返りをしてくれるかどうかも確認しておきたいポイントです。

  • 先生の対応は適切か
  • 放課後等デイサービスによって用意されているマニュアルが違うため、物事に対する対応も違います。気になることがあったらどのように対応してくれるのか直接確認してみましょう。

    放課後等デイサービスには発達に心配のある子どもがたくさん通っていますが、一人ひとり求めていることや適切な対応は異なりますよね。そのため、ただ単にマニュアルに沿って対応をしてくれるだけでなく、一人ひとりの状態を良く見極めて対応してくれる先生がそろっていることも重要になってきます。

  • 他のお子さんの様子や雰囲気はどうか
  • 放課後等デイサービスで子どもが楽しく過ごせるかどうかを大きく左右するのが他のお子さんの様子や雰囲気に関することです。明らかに自分の子どもと合わないお子さんがいた場合、他の放課後等デイサービスを検討する必要も出てくるかもしれません。

    特に雰囲気の問題は実際に足を運んでみなければわかりません。放課後等デイサービスとして運営している以上、どこでも同じなのでは?と思うかもしれませんが、スタッフの対応や感じの良さは施設によって大きく違うのです。

  • 保護者が求めるカリキュラムがあるか
  • 放課後等デイサービスに対してどのようなことを求めているのか自分自身でよく考えた上で比較することも大切です。その際に、子どもの意見を無視した内容にならないように注意しましょう。

    ここで注目しておきたいのが、どのようなタイプの放課後等デイサービスを選ぶか?ということ。例えば、学習指導に力を入れたいと思っているのであれば、習い事を取り入れているタイプの放課後等デイサービスを選択するのがおすすめです。

    学童保育を基本としている放課後等デイサービスもあるのですが、こちらの場合はどちらかというとプログラムやカリキュラムより自由時間を中心としているため、満足できない方もいるかもしれません。

    自分で求めているカリキュラムがはっきりしていないと放課後等デイサービス選びも難しくなってしまいます。施設選びに迷った場合は自分一人で悩んでしまうのではなく、学校の先生にアドバイスを求めるなど周りに相談した上で最適な放課後等デイサービス探しをしてみましょう。

  • 週に何日位希望できるのか
  • 働きながら子どもを放課後等デイサービスに預けたいと思っている方にとって特に重要なポイントにもなってくるのがこの週に何日位希望できるのか?という問題です。その他の条件がすべて合致していたとしても希望通りに預けられないと選択できないケースもあるので、できるだけ早めに確認しておきましょう。

  • 時間や日数で子どもの負担はないか
  • 放課後等デイサービスに通うことが子どもにとって負担になるようではいけません。自分から楽しく通えるような施設を見つけてあげましょう。

    ただ、一緒にいる友だち同士で仲良く遊べたとしてもあまりにも預けられる時間帯が長かったり、日数が多いと子どもにとって負担になってしまうこともありますよね。そのため、自分の子どもにとって負担のない時間と日数を考え、それに対応してもらえる施設を選ぶことも大切です。

  • トラブルが起きた時の対応はどうなっているのか
  • 放課後等デイサービスによって対応が大きく異なるのはトラブルが起きた時の問題です。マニュアルが完備されているところがほとんどではありますが、具体的にどのような内容になっているのかチェックしてみてくださいね。

  • 通う距離や交通手段に無理はないか
  • 送り迎えすることを考えると通う距離や交通手段も重視しなければならない項目だといえるでしょう。いくら条件が良かったとしてもあまりにも遠いところは継続するのが難しくなってしまう場合もあるので注意が必要です。

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