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発達障害の子どもは感覚刺激への偏りが生じる

このページでは、発達障害によって感覚刺激への偏りが生じている子どもへの対策や体験談を紹介します。

発達障害の子どもに生じる感覚刺激への対策

聴覚

聴覚過敏がある子どもはマイクやスピーカー、サイレンなどの大きな音を苦手としています。人が多くガヤガヤとした場所では注意力が散漫になり、特定の音だけを聞き取るのが困難です。

大きな音が苦手な場合には、できるだけ音が出ている場所から離れるか近づかないようにすることが大切。耳栓やヘッドホンを使って大きな音を遮断したり、集中力に影響を与えないように音楽をかけて周囲の音を紛らわせることも有効でしょう。

視覚

視覚過敏があると明るい蛍光灯やテレビの光、カメラのフラッシュなどに反応して目を開けられなくなってしまいます。眩しさを軽減するために外出するときにはサングラスやUVカット加工の施された眼鏡などを着用してください。また、反射や激しく動き回るものを目で追ってしまう傾向もあるので、人混みを出歩くときには注意が必要です。

触覚

触覚過敏がある場合、急に触れられたり、特定の感触のものを避ける傾向があります。服の着心地へのこだわりが強いので、素材によっては着られない服もあるでしょう。

身につけるものは着心地を確かめてから購入し、いきなり触れられるのが苦手だと周囲の人に伝えておくことが大事です。

嗅覚

嗅覚過敏の子どもは香りのきついものや特定のにおいを苦手としています。香水や花の香り、車などの乗り物のにおいなどに反応して気分が悪くなることもあるようです。

嗅覚過敏の対策としては、苦手なにおいのする場所にはできるだけ近づかず、マスクを着用してにおいが届くのを防ぐことです。

味覚

味覚過敏がある場合には特定の味や食感を嫌がり、いつも同じものしか口にできないという特性があります。親が食事を管理できるのなら、苦手なものはできるだけ出さず、学校などには食べられない食品を予め伝えておくのがよいでしょう。

苦手な刺激を無理やり克服させようとしてはいけない

発達障害の中でも自閉スペクトラム症の子はとくに感覚刺激への偏りが生じやすくなっています。感覚過敏は本人のガマンが足りないのではなく、刺激に対して過剰に反応してしまっているので、苦手な刺激を無理に克服させようとしてはいけません。苦手な刺激にさらされ続けるとパニックを起こす可能性もあるので注意が必要です。

苦手な刺激を受けすぎないように注意することが大切

感覚刺激への偏りが生じている発達障害の子どもが刺激を受けるとパニックを起こす可能性があります。親が側について刺激を遠ざけられれば安心ですが、ずっと付きそうわけにはいきません。忙しい保護者の方は専門の指導員がいる放課後等デイサービスを利用するのも良いでしょう。

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