放課後等デイサービスは全国に様々な施設があります。しかし、入所を決めたところが必ずしも自分のお子さんに合っているとは限りませんよね。実際に施設の利用を開始してみたものの、様々な理由で利用する放課後等デイサービスの変更について考えている方もいるようです。
例えば、どうしても性格の合わないお子さんがいて放課後等デイサービスに行くのをなにがなんでも嫌がる、利用を開始したところ施設の管理体制の甘さや不安要素が見えるようになったなど。
お子さんにとって良くない環境だと感じたのであれば、他の放課後等デイサービスに変更するのも一つの方法です。
その場合、どういった変更の手続きが必要になるのでしょうか。
現在通っている放課後等デイサービスで退所の手続きを行う必要があります。ただ、先に退所を済ませてしまった場合、新しく入れる放課後等デイサービスが見つからず悩んでしまうこともあるかもしれません。
そのため、放課後等デイサービスの変更を考えているのであれば、最近に通わせたいと思える他の施設を探すことから始めた方が良いでしょう。
また、条件に合う放課後等デイサービスが見つかったからといって変更届が受理されるとは限りません。競争率が高いところもあるので、事前に空き情報について確認してみてくださいね。
変更届を提出して年度の途中から利用を開始する場合、申し込み時に面談が必要になるケースも多いです。一般的には新年度から利用の申し込みをする方が多いので、年度途中からの利用にも対応してくれるのか相談してみましょう。
現在通っている放課後等デイサービスを辞める時には何か文句を言われてしまうのでは…と不安に思ってしまう方もいるかもしれませんが、ほとんどの施設ではそういった心配はありません。
具体的な変更届の書き方や変更に関する手続きについては地域によっても異なる可能性があるので、直接相談してみましょう。
大きなメリットとして挙げられるのが、現在通っている放課後等デイサービスがお子さんにとって合っていない環境だった際に、見直しができるということです。
放課後等デイサービスは学校と家庭以外にあるもう一つの自分の居場所と感じているお子さんも多く、だからこそ安心して通える場所でなければなりません。
しかし、サービスの質は施設によって大きな違いがあり、どのようなお子さんが通っているのかも違います。そのため、必ずしもどの放課後等デイサービスだったとしても納得して通えるとは限らないのです。不安が残る環境で生活していれば当然ながらストレスも溜まってしまうでしょう。
自分のお子さんに合った放課後等デイサービスであれば楽しく通えますし、その中で様々なコミュニケーションも生まれます。現在通っている放課後等デイサービスを利用する際に何らかの不便や不安を感じ、どうしても継続できないと悩んでいるのであれば、変更についても考えてみましょう。
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子どもの特性が分かる発達テスト、WISC検査について解説
お子さんの受けられる発達検査のひとつにWISC検査があります。その子の持つ特性や発達の凹凸など詳しく数値として分かるのでおすすめです。5歳~16歳11か月の検査では、「言語理解」「知覚推理」「作業記憶」「処理速度」の4項目を調べます。結果をもとに指導に反映してくれる放課後等デイサービスもありますよ。さらに詳しく検査についてまとめたページがありますのでぜひご覧ください。