このページでは、放課後等デイサービスを利用することで、なぜコミュニケーション能力が向上するのかについて、解説しています。
発達障害のお子さんは、コミュニケーションが苦手なところがあります。例えば、
など、様々な悩みを抱えているお子さんや、保護者の方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそもコミュニケーション能力とは何でしょうか。定義としては、環境や目的に応じて、言葉をはじめ、表情や身振り手振りなどでも伝えようとする能力のことです。
積極的な性格であったり、言葉の遅れがあったり、その子の本来持つ能力が違うために対人関係における問題点は違って見えます。しかし、発達障害の人に共通して言えるのは、人に伝えようとする「コミュニケーション能力」が苦手ということ。そこで、コミュニケーション能力を向上させるために、放課後等デイサービスでのアプローチが有効となってくるのです。
放課後等デイサービスに通うと、療育の知識のあるスタッフがいて、その中で人と接する機会があります。集団のクラスがあるところでは、お友達同士の関わりもあります。発達障害をよく知るスタッフが適切に声をかけてくれます。
お子様が入って行きやすい環境をつくりながら、無理強いはしない…。そういった配慮をしながら、コミュニケーション能力を向上させていくのです。
コミュニケーション能力を高める指導として有名なのがSST(ソーシャルスキルトレーニング)です。対人関係や集団行動をスムーズに行えるようにしていく技能訓練です。発達障害の特性は治るということではありません。その特性を活かしながら、上手にコミュニケーション能力を向上していきます。放課後等デイサービスではこのSSTを取り入れているところもあります。
発達障害のお子さんは、ほめることで伸びていきます。放課後等デイサービスでは、ただスタッフが見守るだけでなく、「お友達に自分の気持ちを伝えられたね」「今のお話の仕方上手だよ」などと適切な声がけをしながら、自己肯定感を高めていきます。そういった良い環境でコミュニケーション能力は育まれていくのです。
これまでうまく周りの子と馴染めず、学校でも友だちができないことに本人も少し悩んでいたようでした。放課後等デイサービスに通うようになってから、とても気の合う友だちができるようになり、自然に話ができるようになったと実感しています。
おかげさまで学校での友だちも増えたようです。ただ学校との家の往復をするだけではここまでの変化は期待できなかったと思います。
うちの子の場合、とにかく積極的な性格が裏目に出てしまい、学校の同級生から避けられるような点がありました。何とかしてコミュニケーション能力を磨いて欲しいと思いいろいろ考えた結果、放課後等デイサービスを利用することに。初めの頃はうまくいきませんでしたが、徐々に友だちとの接し方や距離を学び、成長しています。
家でも一生懸命勉強を教えているのですが、私自身どのような教え方をするのが最適なのかがわからず、うまく勉強に取り組めずにいました。一度学習支援に力を入れている放課後等デイサービスの様子を見に行き、たくさんの子どもたちが真面目に勉強しているのを見て通わせること決めたのですが、今では家で集中できていなかったのが嘘のようにしっかり学べています。
小学校から帰宅して一緒に宿題に取り組んでいました。しかし、すぐに立ち上がったり気持ちが途切れてしまうこともあり苦戦していたのですが、放課後等デイサービスに通い始めるようになってからきちんと座って学べるようになってくれたので嬉しいです。たまに集中力が切れてしまうこともあるようですが、しっかりフォローしていただいています。
発達障害があり、このまま社会に出てきちんと自立していけるのか…という不安がありました。特に悩んでいたのが1人でいることが好きで周りと触れ合おうとしないことです。公園などに連れて行っても隅の方で遊んでいるような子だったのですが、放課後等デイサービスに通うようになってから少しずつ人と話をする機会も増えて周りに関心を持つようになったと実感しています。
不安を抱えながら放課後等デイサービスに入れたものの、初めのうちはスタッフの方の話を聞かないのはもちろんのこと、周りの友だちにも無関心の状態でした。ですが、根気強く話し掛けていただき、今では自分から周りの子に話しかけることも増えてきたように思います。
本人も友だちと遊びたいという気持ちはあるものの、うまく誘えなかったり輪に入れてもらえないことがあり悩んでいたようでした。少しでも放課後に同級生の子たちと一緒にいられる時間を作ってあげたいと思い放課後等デイサービスを選択したところ、仲の良い友だちもでき、とても充実した時間を過ごせているようです。
学童へ通わせることを検討していたのですが、実際に子どもを学童に通わせている友だちに相談したところ発達障害の子がうまく馴染めていないと聞き不安に思ってしまいました。先生に相談した際におすすめされたのが放課後等デイサービスです。通い始めてからは、とても楽しく毎日を過ごせているようで、子どもにとって欠かせない時間になっています。
毎日わが子と懸命に向き合ってきたのですが、それでもうまくいかないことが多く、ノイローゼ気味になっていました。夫から勧められて放課後等デイサービスにお願いすることに。初めは不安ばかりでしたが、信頼できる方に子ども預けている時間に気持ちを整えられているので精神的に大きく助かっています。
自分の育て方や接し方に不安があり、子どもを放課後等デイサービスに預けながらいろいろな相談をさせていただきました。専門家の方に相談ができるため様々な不安を解消できただけでなく、自分の時間が確保できたことにより簡単なパートもできるようになったので気持ち的にとても楽です。これまでおろそかにしていた家事もしっかりできるようになりました。
放課後等デイサービスは、事業所によって方針も雰囲気も大きく異なります。お子さんの力を高めるためには見極めも必要です。まずは見学に行って、発達の状態や性格に合ったところを選びましょう。
お子さまの発達に合った療育を受けるためには、まず、発達の具合がわかるWISC検査を受けましょう。
検査結果をもとに、お子さまの得意分野・苦手分野に合わせた療育を提供している放課後等デイサービスを選ぶことが大事です。
このサイトでは、WISC検査について解説し、その結果を療育に活かしている放課後等デイサービスを紹介しています。
お子さまの発達がわかるWISC検査と
結果を活かす放課後等デイサービスをみる
子どもの特性が分かる発達テスト、WISC検査について解説
お子さんの受けられる発達検査のひとつにWISC検査があります。その子の持つ特性や発達の凹凸など詳しく数値として分かるのでおすすめです。5歳~16歳11か月の検査では、「言語理解」「知覚推理」「作業記憶」「処理速度」の4項目を調べます。結果をもとに指導に反映してくれる放課後等デイサービスもありますよ。さらに詳しく検査についてまとめたページがありますのでぜひご覧ください。