このページでは放課後等デイサービスの送迎に関してご紹介しています。
放課後等デイサービスは障害のある就学児童であることといった条件は定められていますが、親が就労しているかどうかについては問われません。しかし、お子さんを放課後等デイサービスに預けて働きに出掛ける方もいるでしょう。
ここで心配になってくるのが送迎に関することですよね。送迎があれば帰ってくる時間に合わせて仕事ができるけれど、送迎がないと仕事を早く切り上げなければならない…と悩んでいる方もいるでしょう。放課後等デイサービスを利用する際に毎回自分で送迎をするのは簡単なことではありません。
結論から紹介すると、放課後等デイサービスの中には送迎があるところもあれば、ないところもあります。放課後等デイサービスでは送迎がある施設は給付費が加算される送迎加算制度があるため、送迎を取り扱っているところも珍しくありません。
送迎加算では居宅または学校と事業所との間で送迎があった場合に、加算対象として認められます。駅から事業所、または自宅近くの集合場所から事業所までも送迎の加算対象になるのですが、事前に保護者と放課後等デイサービスの間で話し合い、合意をして場所を定めておかなければなりません。
その他の場所に対して送迎をしても放課後等デイサービスでは送迎加算の対象にならないため断られます。
送迎を利用する場合は利用料の上限負担額に含まれ、地域によって異なるので確認しておきましょう。
放課後等デイサービスの送迎を利用することになった場合、学校と放課後等デイサービスが離れている場合は学校が終わった下校時刻に合わせて車で学校まで迎えに来てもらえるのが一般的です。
そのあとは施設に向かい、おやつを食べたり遊んだりしてサービス終了時間になると送迎の車に乗って自宅へ送ってもらえます。送迎のお子さんがたくさんいる場合は自分の子どもが帰ってくる時刻がどれくらいになるのかしっかり確認しておきましょう。
万が一、何らかの理由がある場合にしっかり連絡してくれるのかどうかもよく確認しておきたいですね。インターネットのLINEやメール、ブログなどのサービスを利用して送迎情報や予定時刻をお知らせしてくれるサービスを取り入れているところもあるようです。
放課後等デイサービスでは何台もの送迎車を用意しているとは限りません。特に同じ時間帯に送迎を希望するお子さんが集中した場合、自分の希望通りの時間帯で送迎してもらえない可能性もあるでしょう。
施設の利用者数自体には空きがあったとしても、送迎がないところは選択できない…という方もいるはず。ただ、送迎を行っている放課後等デイサービスは比較的遠い地域からの申し込みに対応しているケースもあります。
自分の近所で送迎可能な放課後等デイサービスが見つからなかった場合、少し範囲を広げて検討してみましょう。送迎に対応している時間帯も各施設によって異なるので、よく確認して検討する必要があります。
子どもの特性が分かる発達テスト、WISC検査について解説
お子さんの受けられる発達検査のひとつにWISC検査があります。その子の持つ特性や発達の凹凸など詳しく数値として分かるのでおすすめです。5歳~16歳11か月の検査では、「言語理解」「知覚推理」「作業記憶」「処理速度」の4項目を調べます。結果をもとに指導に反映してくれる放課後等デイサービスもありますよ。さらに詳しく検査についてまとめたページがありますのでぜひご覧ください。