社会性が身につく

こちらのページでは、放課後等デイサービスで、なぜ社会性が身につくのかについて紹介します。

発達障害の子どもに必要な社会適応力とは

子どもから大人へ。母や父との触れ合いを経て成長し、学校へ行き集団生活の中で成長していきます。そして、いずれは社会に出て自立していかなければなりません。

発達障害の方は、社会適応力に偏りがあることが特性のひとつです。人に対しての関心が薄く、社会生活の中で関りを持ちにくいのです。

私たちはルールやマナーを守りながら暮らしています。学校や会社などでもある程度の年齢になると当たり前が増えて、あえて口にしなくても分かるだろうという決まりごとがありますよね。発達障害を抱えている場合、そういった暗黙の了解を理解できないことがあるのです。また、こだわりや思い込みが強く、その場には不適切な行動をしてしまうことがあります。

ある程度の社会適応能力があれば、対人関係や集団行動も何とかやっていけます。放課後等デイサービスでは、お子さんの社会性を身につけるために合った指導をしてくれます。

こんな問題を抱えている発達障害のお子さんに…

  • 小さいころから一人でいることが好き。
  • 人に甘えない。困ったことを言わない。
  • 相手の目を見るのが苦手。
  • 相手との距離感が分かりにくい。
  • まわりの人に関心が薄い。
  • 思い込みやこだわりがはげしい。

社会適応力を身につけるためにできること

上に書いたような症状のある発達障害のお子さんには、みんなと一緒に教えてもらうよりも、個別に声をかけたりしてその子に合った指導が求められるのです。

まずはお子さんのできる範囲から、社会適応力を育むことが大切

放課後等デイサービスであれば、発達障害の教育を受けたスタッフが、社会適応力を身に着けるための指導を個別に行ってくれるでしょう。

例えば、まわりのお友達と一緒に座ってお話を聞く場面。みんなと同じ作業をしなければならない時間。そういった設定の中で、その子ができる範囲で参加する活動を通して社会性を育んでいきます。

同じ場所にじっとしているのが苦手なお子さんも、人と目を合わせないお子さんも放課後等デイサービスにはいます。それぞれの特性をよく理解して良い方向に持っていくことが必要です。

どんな放課後等デイサービスを選べば良いか

放課後等デイサービスの形態は様々です。異なる年齢の子どもたちがたくさん同じ部屋にいる場合もあれば、小集団や個別の授業を取り入れているというところもあります。大きい集団の色々な子がいる中で社会性を高めることもできますが、刺激が多すぎると悪い影響が出る子もいますよね。

見学と体験で、お子さんに合った放課後等デイサービスを見極めること

気になる放課後等デイサービスがあったら、まずは見学に行きましょう。そして方針が合うかどうかスタッフと話をしてみてください。さらに、何より大切なのはお子さんが体験をしてみることです。落ち着いているか楽しそうかなど様子をしっかり見ることをおすすめします。

このサイトでは、お子さまの発達具合がわかるWISC検査について解説しています。その結果を療育に活かしているおすすめの放課後等デイサービスも紹介しています。

お子さまの発達にあった療育を受けさせたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

お子さまの発達がわかるWISC検査と
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子どもの特性が分かる発達テスト、WISC検査について解説

WISC検査お子さんの受けられる発達検査のひとつにWISC検査があります。その子の持つ特性や発達の凹凸など詳しく数値として分かるのでおすすめです。5歳~16歳11か月の検査では、「言語理解」「知覚推理」「作業記憶」「処理速度」の4項目を調べます。結果をもとに指導に反映してくれる放課後等デイサービスもありますよ。さらに詳しく検査についてまとめたページがありますのでぜひご覧ください。

安心して通わせられる放課後等デイサービス